右京区西京極 西京極・西院・四条中専門 進学塾 湊-みなと-

2020年3月24日、右京区西京極で始まる進学塾 湊 -みなと- のストーリー。生徒たちが自然と集い、励み、認め、高め合える場をつくります。京都生まれ京都育ちの代表。この地域の子どもたちの夢を叶えます。

一生の宝

英作を毎日できることは、君たちが思っているほど普通ではないんだよ。 英作と言う「書く」の完成形を、学年全範囲で、一日も欠かさず。 括弧埋めだったり、並べ替えだったり、その単元のパターンを覚えてどうにかなるものではないからね。 そりゃあ、模試で…

蟻の一穴を見過ごさない

小さな綻びが後に大きなことになることはあって、たった一つのカンニングが自分の力以外に頼る姿勢につながることも、不勉強から来る小テストの点数が全てのことを中途半端で良しとする姿勢につながることも、宿題をしていないことを許すことが何らかの理由…

元教え子と会うとき

10年前の教え子が、あのとき9歳だった教え子が会いに来てくれたのは嬉しさ半分、同時に緊張も半分あった。 大人と子どもという絶対的にも近い関係があったあの頃から、いろいろなことを経験し広い世界に触れて成長してきた教え子たち。 随分立派になって嬉し…

たてわりの力

3歳の娘には一つ上の従姉妹がいて、会うたびに学んでいるなと感じることが多い。 文字を読んだり、絵を描いたりの能力的なものはもちろん、食事の姿勢やあいさつ、人との接し方までよく見て数日のうちに真似しているようだ。 上の子たちが模範となる存在で…

あかんことはあかん

放っておいても良いんです。 その子の人生はその子のものだから、どこかで頭を打ったり挫折を味わったりすれば良いんですよ。 大人になって、働いて初めて、今までの自分ではいけないことに気付いても良いんです。 ただし、今、目の前で人に迷惑をかけている…

愛なのかもしれない

中学生にもなると環境やら何やらで人間が固まってきていて、いつも老婆心かと思いながら少しでも幸せで明るい未来を想像してダメなものはダメと伝えたりする。 たくさんの大学生の採用面接をしてきて、どんな人なら大人になったときに一緒に働きたいかなんか…

二段階ロケット

3年目から2クラス制、全クラス演習時間、質問BOX、毎日課題といろいろな挑戦をしてきた。 秋からまた一つ試してみることがある。 『二段階ロケット(仮)』 名前がダサいから考えないとだけどね。 生徒たちに挑戦を求めているのだから、こちらが挑み続ける…

娘と母のあのね

娘と妻の寝る前の会話が好きだ。 今までは「おやすみ」「おやすみ」で静かになっていたのだが、最近は「あのね…」で一日あったことの話をしている。 娘がずっと質問をして、妻がずっと答えていることもある。 それを別室で聞いて、密かに笑っている。 だんだ…

うちのお小遣いシステム

娘はメルちゃんの洋服が欲しいらしく、毎日こつこつとお金を貯めている。 欲しいお菓子があるときにも「お菓子か100円を貯めるか」と妻に聞かれて、そっと棚に戻しているらしい。 大きなものを得るためには節約と貯金が大切だと理解するにはとても良いシステ…

親子分離

中学3年生や高校生にもなった子どもの、甘えからくるゲームに付き合っていてはいけない。 子の怒り表現に対して、それを収めようとあれやこれやと機嫌を取ることをするから独り立ちできない。 怒りを表現すればどうにかなると。 心配になる気持ちがあっても…

親ひとつ

今朝、ついにAlexaに娘の言葉が通じるようになってしまった。 「Alexa、パウパトロールかけて!」 よく見ている、見られている。 トイレの使い方、手を洗うかどうか、挨拶はしているか、言葉遣いは? やはり親の在り方ひとつなのだなと背筋が伸びた朝。

ふぃ〜なとき

生徒も全員帰って、講師たちも全員帰って、外にも車がチラホラになった教室で、ダラダラ音楽を聴きながら、今日一日に想いを馳せる。 毎日毎日山あり谷ありで、それでも私も講師たちも生徒たちもご家族の皆さんも、みんな必死に人生を生きている。 最高に贅…

数年以内には

私は生まれ変わってもと思うくらい故郷が好きで、誇りに思っていて、できれば娘もあんな環境で育てたいと思っているけど、一つ大きな問題が。 教育格差。 恩師は皆良い先生ばかりだったけど、学力を伸ばすというものではなく、予備校なんて無く、最寄りの塾…

娘のシール遊び

朝の決まった時間になると娘がシールを持ってくる。 シールで学ぼうってやつ。 書くものや塗るものも沢山あるけど、もはや生まれつきじゃないのってくらいシールが好きだからシールで学ぼうを10冊くらい揃えた。 ちえ・かずなど色々あるのね。 シールが好…

高校からのメッセージ

高校の過去問を、しかも10年単位で解いていると求めている生徒像が見えてくる。 今年は京都の御三家と言われる高校に触れる機会があったから、3者に明確な違いがあることに気づくことができた。 自校作成の上位校ほどメッセージ性が強いのは大学も同じだ…

人として仏に立ち向かう

洛南高校に合格した生徒に、この一年についてインタビューをさせてほしいと頼んだ。 できれば後輩たちにも何か伝えてほしいと。 彼女はにっこり微笑んで照れてはいたが断るそぶりは無い。 そういえば、一度も断ったことなんて無かったかもしれない。 こちら…

本当に当たり前なの?

「勉強を当たり前にすることが大切」 「勉強を歯磨きやお風呂と同レベルの習慣にする」 これらは生徒たちによく伝える話で、まさにそうなるように日々指導をしているのだが(そのため湊では中3生になった瞬間に毎日通塾スタート)、よくよく考えると、「よ…

友だちならどうすべきなのでしょう

毎年、何故か、友だちの宿題を手伝ってあげたり、授業内容を逐一教えてあげたりする子がいます。 この子は自分ではできないから、友だちの私が助けてあげなきゃというところでしょうか。 その結果、友だちが「最後は助けてもらえるから授業を聞かなくていい…

学ぶことの解

義弟と話していると学ぶことが多い。 忙しい仕事の合間に毎日新聞に目を通し、自分のいる業界だけじゃなく幅広く知識を得ているようだ。 おそらく誰とも、ある程度はどんな題材でも話ができるのではないだろうか。 その道に特化した人、例えば俗世に無関心で…

子どもであろうと

どうしても何かしてほしいときにはあの手この手を使って、はたまた思いつく限りの言葉を尽くして何とかしようとするのではないでしょうか。 それはきっと、理由をきちんと伝えれば相手が理解してくれると思っているからですよね。 それが、相手が子どもだと…

どこから芽が出るのか

石の上にも3年、継続は力なりなんて言葉があるように、ある程度続けなければ結果は出ないと思います。 ただし、それは志のあるのが前提であって、ただ長く続ければ良いというものではないのかなと。 私のように、四十路を迎えて、もうこれでやっていく、こ…

もったいないを考える

長いこと習い事をしていてとっくに興味が無くなっているのに、もったいないからというので続けているのはもったいないと思うのです。 興味が無いことに対してはパフォーマンスが落ちるから、長く続けていれば…がどんどん逆効果というか尻つぼみになっていく…

ブログは私の中身を知ってもらうもの

朝、2歳の娘に起こされてほっぺを撫でて高い高いをして、でも保育園に行くときには自分で片づけを終えるまで手を貸さずに待って、自分でできることは自分でできるまで手を貸さず、手を貸すとしても自分でお願いするまでは手を貸さない。できたことはもう自…

楽しいをもう一度

努力で乗り越えなければ。 何かを成し遂げるには人並み以上の努力が必要。 それは経験から感じることだから幾分かの真実がある。 なぜそれが必要か理由をきちんと話をするのだが、だからといって、ただ努力量だけ求めるのは違う。 努力量だけを求める根性論…

親の気持ちが分かるでは不十分

最近は、親になって…が多い気もするが。 朝お腹の上にドシンで起こされて、「ねぇねぇ、見て」攻勢を受け続け、うんちを交換して、慌ただしく保育園に行っても、やっぱり我が子は愛おしく。 成長してくると、一人の人格として認めるのと並行して親の希望、は…

どんな子に成長してほしいか

たくさんの生徒と保護者さんとお会いしてきて。 実際に自分が娘を育てる立場になって。 意見を言えたり、考えられたり、行動できたり、数え上げればきりが無いほど望みというかはあるけど。 これが世の親の気持ちなんだろうなと思いながら。 「人の話を素直…

子育てに間違いなんて無い

「私の育て方が悪かったのです。」 頼むからやめてくださいよ、涙が出る。 その子が生まれてから十数年がたって、今も元気に生きているじゃないですか。 ほんの少し勉強ができなくたっていいじゃないですか。 運動が人より少し苦手だっていいでしょ。 朝起き…

1か0かの覚悟を

世の中に完全に白か黒かのことなんてない。 いくらかは黒が混ざったグレー、またその逆。 努力も1か0かではない。 もちろん1の出し方を学ぶ期間の0.4はあるのかもしれない。 でも、1でなければ0くらいの覚悟はほしいところだ。 これは1でないと知り…

個別生の募集停止

個別生の募集を停止いたします。 今後新たなスタッフとの出会いがあれば募集を再開する予定です。 集団生は各学年まだ席がございますのでご連絡いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

はじめてのお断り

「うちで続けるのは難しいと思います。」 先日はじめて入塾のお断りをした。 子どもたちの可能性を広げこの地域の教育水準を上げるために湊を開校した。 だから、どんな生徒であっても、今がどんな学力であろうとも、本人に頑張りたいという気持ちがあればお…