手前味噌であるが、湊だからここまで成長したという生徒が何人かいる。 他の塾ならこの生徒はどうなっていただろうか。 勉強ができない子、頑張らない子のレッテルを貼られて、それでも通い続けていたのだろうか。 はたまた、壁という壁を用意されず、厳しい…
春期講習中の湊。 新中1生は毎日塾に呼んでいる。 授業があっても無くても関係無し。 もちろん保護者さんには連絡をしてある。 新中1は英語が難しくなる。 教育業界ではずっと言われてきたことだが、多くのご家庭に伝わってないことが歯痒い。 実はいける…
前回小6が熱いという話をしたが、果たしてその勢いやとどまるところを知らず。 ついに湊のチラシを作りたいと言い出した。 途中経過を見せながら、手助けは求めない。 自分たちで考えた文言をパワーポイントで並べ作成している。 その文言の一つ一つが自分…
新小6が熱い。 以前から中学生並みに自学にきて勉強していた学年だったが、最近はその自学が湊で教えていない理社にまで伸びてきた。 中3生の復習に使用しているテキストを前から進め、わからないところは置いてある漫画で補っている。 それでもわからない…
湊では今日から春期講習開始。 最初に教室に来たのは新中2の男子。 お母さんが積極的に塾に行くように声掛けをしてくれている。 おかげで毎日自学が板についてきた。 2人目は静岡の難関高に合格したあの女の子。 卒塾しても、静岡へ引っ越すまでの期間でい…
「私語とかじゃなくて、授業の内容で、先生とみんなの話が盛り上がるっていうのがいいねんな〜」 体験授業の感想がこんな小学5年生います? 多くの小学生は授業に楽しさを求めます。 その楽しさは学問的な楽しさではなく、その場の楽しい空気であることが多…
前期で挑戦、中期でリベンジという京都の入試の性格上、前期で不合格を経験する生徒が一定数いる。 同じ高校でも前後期で難度が違うのだから、志望校が中期でギリギリの生徒はつらいところだ。 大阪から京都にやってきて久しぶりにこの前後期型の入試を体験…
今は無きブロックバスターが全盛だったころ。 カルガリーのダウンタウンから夜帰る方法が無くなって歩いたことがある。 昼はバスに乗っていたから大した距離だとは考えていなかった。 実際に歩き始めてみると歩けど歩けどホームステイ先に辿りつかない。 外…
湊っ子でひとり、静岡県の公立を受験する生徒がいる。 今年の3年生で一番早くに受験生になったあの子だ。 今も変わらずみんなを引っ張って先頭を走っている。 本番を数日後に控えても、英作や社会一問一答などいつもと変わらないルーティンをこなしてから他…
現在、社員が1人とバイトが3人の湊。 バイトは京大生、京大生、同志社大生という布陣。 能力だけでなく人間的にも尊敬できる。 今、その京大生が目の前で数読に挑戦している。 好きな音楽をかけながらノリノリで。 先ほどは今年の京大の数学に挑戦していた…
授業が終わっても生徒たちがなかなか帰らない。 「帰る用意をしているんですけどね…」なんて言いながらしていない。 いろいろと言い訳をして、グダグダしながら生徒たちがいる。 わかっているんですよ。 授業が終わったらすぐに家に帰した方が良いってことは…
今日は前期入試の合格発表だった。 倍率が高く難しい入試で悔し涙もあった。 もちろん合格は嬉しかったし不合格は悲しかったが、授業の無い今日、中3の全員が揃ったことの方が強く心を打った。 合格したその日に遊ぶことなく、みんなやってきて中学の復習を…
何かに挑戦する勇気はどこからくるのか。 それは自己肯定感から。 僕には力がある。 きっとうまくできる。 やってみよう。 自己肯定感はどこからくるのか。 何かを成し遂げた満足感や達成感から。 これをやりきった。 以前よりもできるようになった。 僕は成…
「兄の方は割と自分で何でもするんですが…」 懇談で弟くん自身は肩身の狭そうな様子で話を聞いている。 (兄は勉強が良くできて良い通知表で良い高校へ行った。僕は…) こっちまで声が聞こえてきそうだ。 学歴は大切でこの世の一つの基準であることは間違い…
開校初年度で一番大変なのが受験生。 3月末から開校して、6月や7月に、夏前に入塾した子もいて、そういう子に限って中1・2年の基礎が全く無い。 それでも、近道なんてないからまずは量でカバーするしかなくて。 基礎の基礎から。 どこかでつながるのを…
見知らぬ番号からの電話があり、またいつもの営業電話かと思い出てみる。 「…京都おこしやすACと申し、ます。」 AC!? かろうじてサッカーだととわかった。 しかしサッカーチームが塾に何か? 少し不安を残したまま今日お会いした。 「サッカー一筋で電話の…
人に伝えるために、自分自身に確認するために言語化したあとは行動する。 その指針に従ってただ行動する。 周りは関係ない。 自分の正しいと信じるものに従って行動する。 少しずつ形は変わっていったとしても芯の部分は変えない。 決してたがえてはいけない…
新しい先生を迎えて数日。 大学が春休みということもあり、近くにお住まいということもあり、ほぼ毎日研修をしている。 今まで意識的・無意識的に大切にしてきたことを一つ一つ言葉にして伝えていく。 人に伝えているはずが段々と自分に言い聞かせている気持…
モンテッソーリ教育に関する本を読んでいる。 最近の娘の成長が驚くべき速さで、どういった過程で成長するのかを知りたいと思って。 月齢で示してくれている行動リストからまだ表に出ていないことを試してみる。 すると、やっていなかっただけで本当にできた…
開校のときにいただいた植物がすくすくと育っている。 生い茂ってきて手に負えなくなってきてどうしようと思っていて。 葉っぱについぞ見たことのない斑点が出ていたりして。 「誰か観葉植物に詳しい人いない?」と大声で生徒たちに問いかけるほど困っていた…
先日身内の集まりで実家に帰ることがあった。 そこでお会いした義弟の妻のお父さんと長時間お話をさせていただいた。 その方は日本の企業から中国に出張し9年。 そこから取引のあった中国の大企業にヘッドハンティングされ6年間勤められた。 自分が他の人…
一時間ほどで面談が終わりましたが、メールの文面から受けた印象のままでした。 まさに字は体を表すというやつですね。 私自身はひとかどの人物になろうと思うなら他の人より努力するのは当然だと思っています。 ただし、それを他人に求めることは無くなりま…
初めて外からのバイト応募があり、本日14時から面談をする。 まだお会いしていないが、すでに来てほしいと思っている。 メールのやり取り、その一言一言から実直できちんとした人物像が想像される。 人柄が滲み出る。 教える技術や細かなところは後からい…
学年を問わず自分の殻を破る瞬間の生徒がいる。 自分であれやこれやと試行錯誤して、失敗と反省を繰り返し挑戦している。 傍からみていると、まだまだ改善の余地があり「それ…」と声をかけそうになる。 そこでぐっと我慢して数秒黙って見守っていると、自分…
妻が医療従事者なのだが、予防医学が最上であるといつも熱弁を振るっている。 病気になってからではなくて、未然に防ぐ方(かかりにくい体にする)に注力する。 なるほどなるほど、おっしゃる通り。 妻の話をふむふむと聞きながら、これは教育にもあてはまる…
やりとりが不足しがちな個別生たちとノート交換をしている。 前からは英単語、漢字練習や数学の計算などの自由帳、後ろからは毎日やったことを記録するノート。 毎日提出されるノートにはサインをして一言返すようにしている。 ほとんどの生徒が箇条書きでや…
今朝届いた一通のメッセージには「今から家出ます 行ってきます」とあった。 京都から静岡の高校受験をする生徒が一人いる。 中3の誰も勉強を始めていないときから毎日通塾を開始した。 彼女はどんな日も休まなかった。 模試で良くない結果が出た日も休まな…
もう違うんだなぁと。 心が幼いから、今でもたまに中学生の中に入ってワイワイやったりしたくなる。 でも向こうから見えている私はもう父親と同じか少し若いくらいなわけで。 この仕事を始めたころは20代で、むしろ彼らに近くて半分は彼らの同級生気分だっ…
開校からこれで3回目の保護者懇談。 毎回必ず夫婦で来ていただくご家庭があるのだが、これがまた楽しい。 何が楽しいって、お父さんとお母さんのボケとツッコミ(すみません)が絶妙で。 お父さんがどんと構えてらっしゃって、お母さんがたくさんお話しされ…
母と娘の関係って面白いなと。 うちの妻は割と古風なタイプなので、ダメなものはダメだとして譲らない。 夜は8時までには寝かせるって決めているし、躾も結構厳しい。 だから、娘はよく泣かされているのだが、ふと見ると抱き合ったりしている。 しばらくす…