右京区西京極 西京極・西院・四条中専門 進学塾 湊-みなと-

2020年3月24日、右京区西京極で始まる進学塾 湊 -みなと- のストーリー。生徒たちが自然と集い、励み、認め、高め合える場をつくります。京都生まれ京都育ちの代表。この地域の子どもたちの夢を叶えます。

言葉の端々に

初めて外からのバイト応募があり、本日14時から面談をする。 まだお会いしていないが、すでに来てほしいと思っている。 メールのやり取り、その一言一言から実直できちんとした人物像が想像される。 人柄が滲み出る。 教える技術や細かなところは後からい…

決して機会を奪わないように

学年を問わず自分の殻を破る瞬間の生徒がいる。 自分であれやこれやと試行錯誤して、失敗と反省を繰り返し挑戦している。 傍からみていると、まだまだ改善の余地があり「それ…」と声をかけそうになる。 そこでぐっと我慢して数秒黙って見守っていると、自分…

予防医学と予防学習

妻が医療従事者なのだが、予防医学が最上であるといつも熱弁を振るっている。 病気になってからではなくて、未然に防ぐ方(かかりにくい体にする)に注力する。 なるほどなるほど、おっしゃる通り。 妻の話をふむふむと聞きながら、これは教育にもあてはまる…

伝えたいでも聞こえない言葉をひろう

やりとりが不足しがちな個別生たちとノート交換をしている。 前からは英単語、漢字練習や数学の計算などの自由帳、後ろからは毎日やったことを記録するノート。 毎日提出されるノートにはサインをして一言返すようにしている。 ほとんどの生徒が箇条書きでや…

うまく言葉にできないけれど

今朝届いた一通のメッセージには「今から家出ます 行ってきます」とあった。 京都から静岡の高校受験をする生徒が一人いる。 中3の誰も勉強を始めていないときから毎日通塾を開始した。 彼女はどんな日も休まなかった。 模試で良くない結果が出た日も休まな…

役割を変えていく変わっていく

もう違うんだなぁと。 心が幼いから、今でもたまに中学生の中に入ってワイワイやったりしたくなる。 でも向こうから見えている私はもう父親と同じか少し若いくらいなわけで。 この仕事を始めたころは20代で、むしろ彼らに近くて半分は彼らの同級生気分だっ…

仲良きことは

開校からこれで3回目の保護者懇談。 毎回必ず夫婦で来ていただくご家庭があるのだが、これがまた楽しい。 何が楽しいって、お父さんとお母さんのボケとツッコミ(すみません)が絶妙で。 お父さんがどんと構えてらっしゃって、お母さんがたくさんお話しされ…

母と娘の結びつき

母と娘の関係って面白いなと。 うちの妻は割と古風なタイプなので、ダメなものはダメだとして譲らない。 夜は8時までには寝かせるって決めているし、躾も結構厳しい。 だから、娘はよく泣かされているのだが、ふと見ると抱き合ったりしている。 しばらくす…

身近な人を一番大切にする

身近な人をおろそかにしがちであるなぁ。 仕事が長引いて約束の時間に遅れそうになっても「わかってくれるだろう。」と。 お祝い事を忘れていても「今度にしてもらえるだろう。」と。 娘が生まれて、湊を開校して最も意識して変えてきた部分。 親、兄弟、恋…

いってらっしゃい。

唯一の高3生の私大入試が明日から始まる。 朝はお父さんに車で送ってもらうそうだね。 毎日早く寝てね。 できなくても気にしないで。 肩の力を抜いてね。 たくさん伝えたいことがあったはずだけど。 もう無い。 いってらっしゃい。

恩を石に刻む

「恩は石に刻み、恨みは水に流せ」と言います。 確かにその通りだなと。 人の短い一生を、恨みを抱えながら前向きでなく過ごすことの何たる無駄か。 負の感情が毎日を彩ることは無い。 何より、自らが恨みを抱えながら、周りを恩で満たすことはできない。 湊…

知らぬが仏とは言うけれど

知らないっているのは強いなと最近思う。 世の中には知らないことは無数にあって、知ることも叶わない。 人の一生に対して世の中にあるものは多すぎる。 知らないからこそ恐れなく何かに挑戦できるというのは経験済みだ。 じゃあ、全て知れないから、今知っ…

細かいことをきちんとできる力がいる

今日は朝から英検を実施している。 準会場として登録してから初の英検は14人の参加。 定期テストや模試以外にも短期的な目標があると、日常にメリハリができて良い。 保護者の皆さまに理解していただいて必須化したいくらいだ。 話はそれるが、英検の試験…

何かをやる理由なんてのは

https://meseca.jp/ これの存在に気付いてから2人目の塾生の誕生日。 ここから誕生日を迎える生徒には必ずやると決めた。 だって、おめでとうを言われたら嬉しいでしょ。 かけがえの無い自分がこの世に誕生した日だもの。 何かをやるの基準なんてそれで充分…

一段上がるように

世界の見え方が変わる瞬間がある。 市の選抜から戻ってきた中学2年生のサッカー少年は顔つきが変わっていた。 今までの彼は、自分よりレベルの低い中学の部活動の中で自分の出来次第で試合が決まることに悩んでいた。 自分の本来の力を出せない状況にジレン…

素直さと謙虚さと自己肯定感と

娘が2歳半になり、「自分で!」という場面が増えてきた。 「ああ、こんなこともできるようになったか。」という感動と同時に不安を覚える。 この子は、自分ができないことを他人に対して協力を仰げるようになるのだろうか。 自分ができないということを素直…

覚悟を決めて人生を背負って選ぶ機会を

人生は大小さまざまな選択の連続だ。 意識しているかしていないかの差はあれ、みな選択している。 朝起きて何を着るか、何時に家を出るか、どの職業に就くか、どこに住むか、誰と結婚するか。 生まれてから無数の選択をして今がある。 大きな選択は、それこ…

人気の塾という噂が立つこと

先日入塾面談をしたときに「湊は人気だと聞いています。」とおっしゃっていただけた。 その前には「学校の担任の先生が湊は良い塾だと言っていました。」というのもあった。 それはそれでありがたいのだけれど、もろ手を挙げて喜んでいる場合ではない。 塾と…

蟻博士を目指す少年

「将来は蟻博士になりたいんです。」と聞いて、二度見ならぬ二度聞きしたのを覚えている。 昆虫博士は聞いたことがあるが、蟻専門の博士がいるのだろうか。 本当に蟻が大好きらしい。 京都市のサイエンスコンテストで佳作に入った作品は『蟻の研究』。 その…

ホメオスタシスに抗おう

どうやら人にはホメオスタシスというのがあるらしい。 恒常性といって、外気温が熱いと汗をかいて体温を一定に保とうとするのもそれらしい。 その、変化に対して一定でいようとするのは、あらゆることに対してそうなのかもしれないな。 日々のリズムを崩した…

自分を呪うな

数学ができない、できない、できない… できないと思い込み、問題に向かえばいつでも不安に陥る。 君は本当にできないのかもしれない。 それを乗り越える強さを身につけることは望むべきことだろうけど、ここからはそうじゃない。 自分に呪いをかけるのはもう…

古紙回収の人は毎日

朝、娘を保育園に送るとき、必ず掃除をしている人がいる。 保育園への通り道、古紙回収業者の人。 来る日も来る日も門から道路まで水を撒いて雑巾で拭いて。 暑い夏はTシャツ一枚で汗をかきながら、今の時期は白い息を吐きながら。 一日ぐらいしなくてもよさ…

長期的に信頼関係を築く

先日、英単語のテスト勉強が不十分なクラスで少し思い出話をした。 その生徒は中1で塾にやってきた。 今も生徒たちが使っている英単語帳から最初の40問を課題として出し、目の前に座らせて1時間後にテストをしてみた。 3点…3点!! 仕方がないから、ま…

湊生活体験

湊では 集団なら1日 個別なら1コマを体験授業としていたが ここからは1週間の湊生活体験にするとしよう 湊は授業の時間よりも 自学に来て私たちと触れ合い そこを通じて成長を促す塾である 帯塾時間も長いし 長いというよりもほぼ生活の一部 日々の生活に…

懇談月間スタート

ご家庭には 良いことも悪いことも全て伝えて それでも最終地点に向かって ともに進める関係でありたい。 最終地点とは高校入試ではなく その子がどんな人になって どのように生きてほしいか。 どんな形で幸せになってほしいか 周りに幸せを与えてほしいか。 …

ここまできたよ

中2で入塾して be動詞の区別がつかないと書いたら どんな状態か想像してもらえるだろうか。 そんな彼がまもなく中1の全復習を終える。 一単元進んで全範囲テスト また一単元進んで全範囲テストを繰り返してきた。 be動詞まとめ 一般動詞との混合 三単現と複…

学んでいく

この3回で偏差が15伸びた教科があって 1しか伸びていない教科がある。 何をしてその結果になって 何をしなくてその結果になったのか そこと向き合って行動を変えていくことが 学びというんじゃないのかな。

誇りこそが生徒を変える

一人ひとりの顔が変わっていく。 そして昨日とは全く違う雰囲気で授業が進んでいった。 自分の努力と結果がマッチしたとき彼らは受験生に変わった。 今まで2年間の自分のやり方を変えることは怖い。 ずっと疑心暗鬼のままやってきたのだろう。 新しいことに…

いつの日か学校と

生徒数が増えて 各学校に知られるくらいになったら 学校に話をしに行こう どうすれば 高校や大学につながる学びになるのか 部活を全力でやりながら 学業も全力でやりたい この地域の子たちの学力を底上げできるのか 小さな塾だけど そのためにできることはす…

全振り

新しくできた自塾を地域に知ってほしくて 外に意識が向きまくっていたね 中に力をかけていないということは決してないけれど 今までの経験や財産に頼って指導していた部分がある 随分な比率を外に振っていた おかげでたくさんの生徒や保護者さまと知り合うこ…