以前に紹介した、
2浪の生徒が朝から来て、
目の前で私大の過去問を解いている。
大問を一つ解いて、
やり直しの仕方を確認し、
別の年度の同じ大問を使って、
再現できるかどうかを確認。
次の大問への繰り返し。
工業高校とかだと、
受験に向けた勉強の仕方もままならない。
効果的な学習の仕方も何もない。
周りは半数以上が就職するから、
必要な学習量も、
焦りも不足している。
そんな中、1年目は大手予備校に通った彼。
積極的な生徒ではないから、
やり方も何もなかったのだろう。
うちにきて一年間、
爆発的には伸ばせられなかった。
彼の”快適な学習習慣”を破ってやれなかった。
本当に情けない。
でも、ここにきて、
嬉々として問題に向かう彼がいる。
遅くなったけど、
わかることの楽しさに目を輝かせる彼がいる。