娘が2歳半になり、「自分で!」という場面が増えてきた。
「ああ、こんなこともできるようになったか。」という感動と同時に不安を覚える。
この子は、自分ができないことを他人に対して協力を仰げるようになるのだろうか。
自分ができないということを素直に認めて助けを求められるのだろうか。
自分ができないことはとことんまで挑戦したらイライラせずに「お願い(します)。」と言えるように練習している。
自分でも心配しすぎかなと思うが、理由が無いわけではない。
この仕事をしていると、自分ができないことに対して素直に認められない自分を変えられない子がいる。
子どもではいるということは大人にもたくさんいる。
残念ながら先人のアドバイスを素直に受けられない。
学ぶはまねるから始まるし、人は一人では生きられない。
気付けば、ちっぽけなプライドが邪魔をして人に聞けず頼れず小さな器で収まってしまうこともあるように思う。
謙虚さと素直さを持った子どもに育つように留意したい。
自己肯定感を持ちながら。
嗚呼、難しい。