長い間同じ仕事をしていると、
単調に感じることを繰り返すことの大切さに気付く。
一日の大半が、
同じことの繰り返しで、
その同じことの質を上げていく努力と、
ほんの少しの新しいことへの試み、
これで日々は成り立っているのだと気付く。
そして、その繰り返しが確固とした屋台骨をつくる。
若い頃は、
それは創造的ではないと、
他に類を見ない、誰もやったことのないことをと躍起になるが、
そんなものはこの世の中には無い。
ふと、そこに気付き、
今やっていることの質を上げる大切さと、
大変さを深く感じるようになる。
その努力が、
関わる人々に安心感を与える。
それが文化になり、
何度も選んでもらえるブランドになる。
そう信じて、
今日も目の前にある仕事の質を上げる努力をする。