「やります」
と、彼は言った。
彼は中学3年生。
彼は塾に通っていた。
彼は何だか頑張れなかった。
彼はどっちでも良い風な雰囲気を出していた。
でも、
彼は心の底には変わりたいという気持ちを持っていた。
人はいつからだって変われる。
自分で変わりたいと思い、
その想いを行動に移せば。
彼は確実に変わる。
「やります」と私に向けた彼の目は、
本気のそれだった。
あとは信じるだけ。
途中で折れそうになることも、
やめようと思うこともあるだろう。
逃げてしまうかもしれない。
それでも、
一回その言葉を信じたら、
あとは信じ抜くだけ。
「君ならできるよ」
と声をかけ続けるだけ。
HPも是非。