明日は、
娘の、
入園式なのですよ。
それはもう、
一大イベントなわけで、
気持ちが昂って、
なかなか眠れないわけです。
だってね、
これから彼女が出逢うことは、
全て、
彼女の人生で、
初めての経験で、
一生に一度しか無いわけです。
そりゃ、
全力でしょう。
彼女の、
すべての表情、
すべての動きを、
目に焼き付けとかなきゃいかんでしょう。
本人には、
そんな気は、
サラサラ無いでしょうし、
大人になって振り返っても、
覚えていないでしょうが。
今の彼女は、
今しかいないわけです。
70億人のうちの1人、
でも、
私にとってはかけがえのないたった1人の、
たった一度の人生の、
一度しか無い機会なわけです。
七十路を迎える父が、
いつも言っています。
一度の人生、
悔いの無いように、
と。
ありがたいことに、
悔いのない日々を送らせてもらっています。
唯一、
悔いが残るとすれば、
娘の日々を見逃すこと。
だから、
明日も、
すべてを、
目に焼き付けてこようと、
思うのです。