帰郷は年に数回。
だから普段は、
電話やLINEでの連絡。
それも、
大事がないと、
ほとんど無い。
でも、
たまに電話をすると、
やっぱり母さんなんだよね。
声を聞いた瞬間に、
心が暖かくなって、
じんわりと安心が広がる。
この世に誕生してからの、
全てを知ってて、
全てを支えてくれて、
全てを捧げてくれた、
母さんなんだよ。
いくつになっても、
遠く離れていても、
母さんなんだな。
きっと、
生きていること、
ただそのことをありがたいと感じてくれている。
生徒一人ひとりにも、
親御さんがいる。
今この歳になって気付く、
私が若かったときに、
足りなかった分の感謝と行動を、
生徒たちの親御さんに。