右京区西京極 西京極・西院・四条中専門 進学塾 湊-みなと-

2020年3月24日、右京区西京極で始まる進学塾 湊 -みなと- のストーリー。生徒たちが自然と集い、励み、認め、高め合える場をつくります。京都生まれ京都育ちの代表。この地域の子どもたちの夢を叶えます。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

それをすぐに形にする

こうだって思ったら、 すぐに動けるところが個人塾の良いところだね。 一人でやっていても、 数人でやっていても、 基本的には即行動できる。 動かないのだけは無し。 何でもやってみないとわからないから。 基準は、 生徒にとって何が良いか。 生徒にとって…

『一心』特別時間割完成

先週月曜日からスタートした『一心』も、 今日でちょうどテスト10日前。 『一心』期間は、 完全に別時間割を組むことにした。 今までは、 通常授業のある時間はそのまま演習授業形式、 それ以外の時間は各自の裁量でやっていたが、 それを変える。 通常授…

あなたのできる方で

褒めると、 褒められないとやらなくなる。 叱ると、 叱られないとやらなくなる。 そもそも、 褒める叱るは評価であり、 人に上下関係があることから始まる。 だから、 どちらもせず、 ともに喜び、ともに悲しむ。 アドラーの教えですね。 素晴らしいと思いま…

成長の鍵は小さな成功

この一週間で、 人生の転機を迎える生徒がいます。 彼女は小学4年生。 「覚えるのが苦手…」 と、漢字テストでも半分くらいしか取れなかった子です。 その気持ちがあるから、 授業内でも手をあげられず、 絶対に合っていると思う答えしか言えずでした。 間違…

おにーに

「おにーに、ちょうだい」 と言われてもこっちはわからないわけです。 娘が何やら冷蔵庫を指さして、 「おにーに、ちょうだい!」 と訴えているんです。 「あ、おにぎりか!」と思って与えてみるんですが違うようです。 挙句の果てに泣き出す始末。 まあ、う…

信じて待つということ

娘と毎朝歩いて登園しているが、 今は1キロくらいを歩かせている。 最初は家を出てすぐ抱っこだった。 少し一緒に歩いて抱っこ。 もう少し距離を伸ばして抱っこ。 抱っこがご褒美にならないように、 彼女が疲れて歩けなくなるまで待ってみる。 止まってしま…

人の儚さを知ってから

休みの日に、 明日が来なければと思ったことがあります。 でも、 朝が過ぎ、昼になり、やがて夜が訪れる。 そして日をまたいで次の日になる。 朝起きたときにまだあると感じた一日のように、 永遠に続くように思える日常でも確実にときは過ぎるのです。 そん…

四十にして

「人は誰でも役割を持って生まれて来ている」 よく聞く言葉ですね。 人それぞれに生まれてきた意味があって、 それを全うするのが人生と。 年齢を経るに従い、 多くあった道が一本に収束され、 自分に与えらえた役割はこれなのかと思うようになりました。 若…

記憶に残るということ

今はもう会わなくなった生徒から連絡がきて、 とても嬉しく感じるのは、 その子にとっては 私との出会いに意味があったのだと感じるから。 その生徒の記憶に残るということは、 自分の生きた証が、 少しなりとも後世に伝わるということ。 特に、 一人間とし…

刹那的な子がいるとして

一つひとつにスリルを求めて、 同じことをするのが嫌いな子がいても 一概に、 その子を間違っているとは言えない。 もちろん、 暗記を要するものはなかなか結果は出ない。 勉強にだけ絞ると、 反復や継続は伸びる要因だと思うが、 それがその子の望むものか…

子どもたちはいずこへ

湊の通塾圏内(半径1キロとして)には、 3校ぐらい中学校があって、 それぞれ700、400、300くらいの生徒が通学している。 todo-ran.com 京都の中学生の通塾率を60%(区で偏る)だとすると840人。 この付近の塾や予備校を合わせても、 84…

大半の日常と少しの変化を繰り返す

長い間同じ仕事をしていると、 単調に感じることを繰り返すことの大切さに気付く。 一日の大半が、 同じことの繰り返しで、 その同じことの質を上げていく努力と、 ほんの少しの新しいことへの試み、 これで日々は成り立っているのだと気付く。 そして、その…

願わくば

学校が再開され、 毎日6~7時間の授業を受けていると、 周りのみんなが同じように見えるからでしょうが、 このままで良いと錯覚してしまいます。 よくわかります。 でも実際には同じではありません。 もちろん目には見えませんが、 休校期間中にもずっと勉…

悪いことをするとき

娘が静かにしているときは、 決まってなにか悪さをしているとき。 お子さまをお持ちの方にはあるあるなんじゃないでしょうか。 それは塾に通う生徒にも当てはまることで、 静かにしているときこそよく注意しないといけません。 ある程度勉強の姿勢が身に付き…

親は背中をそっと押す

子どもの意思に任せるのは良いこと。 私もそうだと思います。 ただし、 それは子どもに十分に判断できる力が備わった状態でのこと。 判断する力が未成熟だからこそ子どもなのであって、是非その部分を補ってもらいたいと思うのです。 私たち大人は、 その経…

7年越しのエール

今大学4回生の元教え子からLINEが来た。 7年ぶりに。 内容は、 海外の学校から奨学金が得られたのだが、 メールが全て英語だから助けてほしいというもの。 その名前を見たとき、 7年前にお母さんとの3者懇談で、 3人で涙したのを思い出した。 ずっと勉…

誰だって使い分けている

「普段はあんな子じゃない。」 生徒が増えてきて、 知り合いや友だちが増えると、 必ずこれが出てくるよね。 学校では、はっちゃけてるのかな。 ただ、 そんなことはどうでもいいのよ。 その子がどこでどんな顔を見せていても。 人は誰だって使い分けてるも…

呼吸するように

大人でも仕事をするときは覚悟がいるから、 とても難しいと思うんだけど、 「勉強やります!」ってやっているうちはまだだね。 静かに教室に入ってきて、 いつもの席に座って、 まるで呼吸をするかのように勉強を始める。 時間も決まっているようで決まって…

勉強が楽しいと思えたら

「勉強が楽しくなってきた」 と彼は言った。 先週金曜日にお母さまからお問い合わせをいただき、 翌日から来てもらっている中3生。 こちらが特別な何かをしているわけではない。 英語も数学も中1からの復習課題を渡して、 進んだところまでで確認テストを…

小さな幸せを届けよう

「ちょうだい」 ある日、急に娘の口から出てきた。 昨日までは、 「うーうー」って言ってたのに。 2歳の娘にはテストみたいなものがないから、 彼女に下される成績みたいなものは無い。 純粋に日々の成長が嬉しい。 昨日からの変化にワクワクする。 テスト…

夜、布団に入って 娘の手に親指を添わすと、 ギュッと握り返してくる。 2年前、 彼女がこの世に生を受けたとき、 初めて指を出したときと同じ。 巡る2年間の思い出とともに、 今、彼女が生きていることを実感する。 あのときも強い生を訴えてきた。 人生は…

いつか懐かしみ微笑んでほしい

湊の生徒たちは、 どう感じているのだろうか。 学校が再開してから、 毎日湊に来ていることを。 月と土は授業が無いからチャンスだと、 呼ばれていることを。 いつだって、 大人はもっともらしいことを言う。 正しい気はするけど、 素直に聞きたくないときも…

人生が変わる瞬間

昨日お母さまからお電話をいただき、 今日の朝から自学に来た中3生。 朝の10時から昼まで、 そして昼過ぎに誰よりも早く戻って来て17時まで勉強していった。 帰り際に、 「今までで一番勉強しました。」 と言った彼の顔は達成感に満ちていた。 この瞬間…

中2生たちの選択

中2生に対して、 湊テストを返却した授業でアンケートを取ってみた。 「進むか、復習か」 中2は動名詞まで進んでいるので急ぐ必要は無い。 進めば、中2で中3内容を終わせるペースでいくと伝えた上での選択。 最初から一人でも復習がいれば復習をしようと…

毎日来たいと思える場所に

学校の分散登校が始まって、 登下校、授業、人との関わりなど、 日々の生活に思った以上に体力を使うのがわかっているから、 オンライン自学を自由参加に変更した。 オンライン自学に参加する生徒は、 まあ、見事に皆無。 その代わりに、 ほとんどの生徒が直…

自ら動ける人に

「ああしろ、こうしろ」というのは、 実は一番簡単で、 大人と子どもという立場や、 先生と生徒という立場を使えば簡単にできてしまう。 そんな子に限って従順に見えてすこぶるやりやすい。 こちらが与えたものを着実にこなしてくれる。 もちろん、その力も…

失敗しても良いを言い続ける

ようやく生徒たちの表情が変わってきたかな。 自分の中でミスをしないと決めている子を除いて、 ミスを極度に恐れて(今までミスをきつく叱られた経験があってか?) 思い切って答えを書いたり発言できない子は一定数いる。 教室は第一に、 安全と安心の空間…

成功は失敗の先に

今週は湊テストの返却週間。 テスト返却ではいつものことだが、 あまりくどくど言わないようにしている。 できなかったことは本人が一番よくわかっている。 そこをチクチク言われてもヤル気がそがれるだけだ。 本当に真剣にやったのか。 精一杯やったのか。 …

新たな挑戦

小5の彼が新しい取り組みを始めまして、 大阪城を建城中とのことです。 ついに城を。 石垣の苔までを忠実に再現。 何にでも全力で向かう彼らしい出来上がりです。 完成が楽しみです。

湊テストを終えて

昨晩、 湊テストの採点をした。 点数が高い子も低い子もいて。 概して言えるのは、 「テスト」ってことに対する意識ってとこかな。 どこまで、どうすることがテスト準備って、 そこの部分からもう一度やり直そう。 結果として出たあとにできることは、 次に…