右京区西京極 西京極・西院・四条中専門 進学塾 湊-みなと-

2020年3月24日、右京区西京極で始まる進学塾 湊 -みなと- のストーリー。生徒たちが自然と集い、励み、認め、高め合える場をつくります。京都生まれ京都育ちの代表。この地域の子どもたちの夢を叶えます。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ビリダン?

今日が卒業式だった公立高校生。 首席で卒業だった と報告してくれた。 易い学校ではない、 偏差は60を優に超える。 そんな彼、 高校に入ったときは 300人中の200位台後半。 受験勉強の仕方や、 かけてる時間から目に浮かぶ。 定期テストの度に 数十…

大物の予感

最近入ってきた 中一生。 「諦めたくないんです!」 とか言いながら、 平気で時間潰しをしたり、 「もう帰ってもいいですか?」 と聞いたかと思えば、 少しコツを掴んだらしく、 「もう少し残ります。」 「知らんがな!」 と口では言いながら、 彼の成長に目…

その後の学生人生は中1で決まるといっても過言ではない

中1の担任を一年間してきた。 塾では、 最初と最後の学年は力のある先生が、 なんてよく言うけど、 明らかに中1だろう。 コロナであろうと、 親が止めようと、 自習に来る。 今朝もLINEで、 「え、当然行くやんな?」 「当たり前」 的な会話が繰り広げられ…

どうか幸せに

ん? 大学進学を決めた生徒が歩いてくる。 外にお母さんが来ているらしい。 挨拶に。 小走りで入り口まで行き、 その場で二言三言ことばを交わす。 「先生、今までお世話になりました。」 「えらい水くさいじゃないですか!」 … 年3回、 計15回、 20時…

塾経営者の想い

https://www.eimei-g.com/entry/2020/02/27/212400 お子さまを塾に通わせてらっしゃる方、 是非ご一読ください。

西京極の皆さま、明日ご挨拶に伺います。

明日は、 西院中学校と西京極中学校に、 ご挨拶に伺います。 どんな生徒さんたちなのか、 今からお会いするのが楽しみです。 ささやかながらお土産持っていきますね。 19minato.com

決戦前夜には

高3生たちは いつもより少し早い帰路に着いた。 行ってきますという子もいれば、 そそくさと帰ろうとする子、 なかなか帰らない子、 いろいろいる。 一つひとつの背中を見送る、 そのほんの瞬間に、 春の笑顔、 秋の苦悶の眉、 正月の強い眼差し、 すべてが…

魔法の言葉

生徒が質問に来たときには 最後に 「いい質問だね。」 と言うのがいい。 この一言だけで 生徒の中に 質問する勇気が モコモコと 湧いてくるのがわかる。 目が輝く。 次はすぐに来るから、 良く考えてから 来るように伝える。 その空気は伝播する。 やってみ…

自学力を養うのは

うちの高3生たちは このくらい勉強する。 一番長い242時間とは、 単純に30日で割ったとしても、 一日8時間。 8時間!? これには、 もちろん学校の勉強時間は含まれていない。 それでも、 明日に国公立前期試験を控えて、 余裕で受験を迎える生徒は…

やはりそこから

昼休み明け、 時間になっても戻ってこない生徒に 同僚が どのように声をかけるのかを見ている。 さっと一声かけただけで、 その子は 次の休み時間も勉強していた。 そのクラスや その子のことを大切に思い、 どのような声かけをしたら伝わるのかを 考えた上…

私のすべて

もちろん 差をつけたりはしないが、 長くこの仕事をしていると 思い入れの強いクラスや生徒はある。 今年の高3が 私にとってのそれ。 私のすべて。 80%以上が そのまま塾に残った。 3年後 また共に戦おうと誓った。 秋口から 多くの生徒が 希望通りの道に…

どこからでも変われる

同志社に 1点足らずで不合格だった生徒の 目つきがようやく変わった。 もともと センスもあるし 力もある。 不安の裏返しであると思うが、 ビッグマウスで どこか舐めていて 余裕を持って勉強していた生徒。 この経験は必ず これからの彼の礎になる。 ここ…

紆余曲折を経て

過去問で満点近くとる子がでたことで、 4年目にしてようやく 公立高校のC問題の指導に目処がついた。 同時に、 ずっと英語を教えてきて、 高校入試に向けて どんな力をつければ良いかの答えが 出たような気がしている。 私が不甲斐ないばかりに 今までの生…

本当に頑張ったよ

偏差40の公立高校からの 同志社挑戦はすごいよ。 結果惜敗だったけど、 記念受験ではなく しっかり勝ち取りにいった。 なかなか合否を 報告してこなかったのは、 本当に悔しかったからだよな。 春からは近大生。 その姿勢と強い心が有れば 大丈夫だ。 どこに…

至高

生徒が変わっていく、 正にその過程に立ち会えるのが、 この仕事の最高なところ。 バリバリと 殻を破るのが 聞こえてきそうなくらい急激に 伸びていく生徒がいる。 ほら、 昨日と今日では 全くの別人のよう。 コツンと殻を叩くことで、 最初の割れ目を入れる…

陰では

春からずっと話していた生徒が、 ようやく、 公立トップ校への挑戦を決めた。 ずっと力を余してて、 ごちゃごちゃ言ってて、 でもその才能は過去最高レベル。 自分で決意するまで、 皆口に出さずに歯痒い思いをしてきたが、 これで思い切って叩き込める。 ま…

受験を通して人は成長する

ちょうど一年前、 やることなすこと全て 他責だった生徒が、 この一年で 不満の一つも言わなくなった。 伸び悩み、 均衡、 上昇を経て、 他ではなく 自らの努力のみが結果につながる という実感を得たからだろう。 真摯に自分に向き合う受験は 人を成長させ…

頭が禿げるほど、

勉強したのか。 余裕持って勉強をしているから、 結果が出ないんだろ。 生徒に対して話をしているうちに、 自分に対して言っている感覚になって、 罪悪感を感じながらも、 俺も全力で物事にあたるから、 という誓いを込めて、 こっから国公立に挑戦する生徒…

厳粛に受け止めて次に向かう

関西では 私立最難関である関関同立の発表日 学部ごとに午前10時から順次発表され うまくいった生徒も いかなかった生徒もいる でも 結果を見ていると 納得できるものばかり さて 悔しがっている時間は無い ここから本命の国公立に向かって どれだけこの結…

懇談でお母さんに聞いてみた

こちらがうちの姫君です。 ようやく、 「おはよ」 「あお」 と言うようになりました。 朝目覚めたときの、 「おはよ」 は凶悪ですね。 昨日懇談の際に、 聞いてみたんです。 姉妹で通ってくれているところで、 二人とも、 本当に素直でまっすぐ育っている。 …

こんなタッチのブログもあり?

いつものようにブログを書こうと思っていたら、 横にたくさんアイコンが並んでいるのに気付いた。 遅い? 遅いよね。 最近は生徒に「先生“老朽化”してきたね。」なんて言われるからね。 少し前までは、 「格好いいですね。」なんて言われてたりしたのに...。…

全ての生徒に有終の美を

私立高校入試が終わり 生徒たちから続々と 合格の知らせがあがってくる お、あっちでは嬉し泣きか ずっとコツコツやってきた生徒たち 最高におめでとう 3年生になるまで 勉強の「ベ」の字もしてこなくて うちに来たから合格まで届いた生徒 その生徒と彼女を…

それが一歩目

私に 「漢字写しロボット」 「計算やりっ放しモンスター」 と名付けられた中1生が 昼から22時まで勉強して帰っていった 今日は 提出物を使った勉強の仕方を伝えた もう彼は ロボットでもモンスターでもない お母さんからのLINEで 「英語本文すべて書けま…

鎹として

生徒の 「自分のことは自分でやるしかない」と 親の 「彼のことは彼のことだから仕方がない」という 葛藤を溶かし紡いでいく 間に入って お互いの想いを取り持ち 成長を促していく 互いが依存せず 自分の人生の主役に なれるように 常にうまくいかなくて 無…

安心と安全の中で

間違いを恐れて 正しいことだけを言おうとしたり ノートを全てマルで埋めようとしたり しなくていい そんな小学生のうちから 大いに間違いを許される安全な空間で 安心して失敗して そこから気づき 伸びていってほしい だから 子どもたちには 「間違ってもい…

どうかやりきった上で

「早く明日になって欲しい」 そう言って 彼女は帰って行った きっと少し 強がりも入っている でも そこまでやり切ったと 感じられたのなら 彼女の受験はもう 成功と言ってもいい あとは力を出すだけだ 毎年 全受験生が ここまでの思いと 自信を持って 明日に…

支えとして

日曜出勤に 「先生、来てくれるん!?」と 目を輝かせて言う生徒たちを見て この仕事の喜びを思い出しました と彼は言った 生徒たちは 教えてほしくて言っているのではない 入試前日に 苦楽を共にしてきた人が そばにいてくれることの安心と喜び 独りじゃな…

天才!?

中3は 席が固定化してくるんだけど 今年一番近くの席の子は 今までの子と少し違う 「今日の授業あれな。」 「はい、あれですね。」 「あれ持ってる?」 「はい…ゴソゴソ。」 あえて代名詞でやり取りしてみる 長年連れ添った夫婦でもなし たった一年で… この子…

次の世代へ

今日も一人 5年の付き合いになる生徒が 卒塾していった 二度の受験生の期間を含めて ほぼ毎日一緒にいるから 夕飯から戻ってきたら 「お帰り」って 言うくらいの関係にはなるよね 家族以外の人に 家族と同じくらい大切にされる経験 これから大人になったら …

架け橋に

「勉強しろとうるさい」と 生徒たちは言うけれど それは大人たちが どこかでした失敗から 君たちにそうなって欲しくないから 大人たちは皆 君たちが 幸せになることを 願っているだけだと伝えたい 家庭でもなく 学校でもない塾は その存在になれるのではない…